企業価値向上に向けた社会価値の測定と開示
会計・ファイナンス分野から見る人的資本開示とは
岸田内閣主導の下、今年度は内閣官房、経済産業省、金融庁と様々な省庁で研究会が立ち上げられ、人的資本の可視化・開示へ向けた動きが一気に加速しました。そして、「人的資本開示」の動きは、経営・人事の分野にとどまらず、財務・会計領域、資本市場や労働市場との向き合い方までスコープが広がっています。これまで、経営・人事領域を中心に人的資本開示の事例をご紹介してきた本研究会ですが、4月度は、会計・ファイナンスの分野で企業の開示制度について研究をされている浅野教授をお招きし、会計学、ファイナンス分野から企業価値向上に向けた人的資本の開示、測定の在り方を深堀りしていきます。
■開催概要
日時:4月28日木曜 16:00-17:30 ※後半30分は質疑応答
開催方法:オンライン(Zoom)
テーマ:企業価値向上に向けた社会価値の測定と開示
-会計・ファイナンス分野から見る人的資本開示とは-
■お申し込みはこちらから
https://hrt-esg20220428.peatix.com
■講演概要
浅野教授は、東京都立大学で会計情報(財務・非財務情報)の有用性(企業価値との関連性)やその開示選択を資本市場の視点から定量的に研究されています。4月には、経済産業省の「非財務情報の開示指針研究会」座長を務める北川特任教授とともに、ESG開示の書籍を刊行される予定です。本著では企業価値向上に向けた社会価値(人的資本含む)に着目し、その測定・評価方法と会計が果たす役割について考察されています。
本研究会では、本著で紹介される内容も取り上げていただき、
・社会価値(人的資本)を取り巻く会計の動向
・投資家から見る社会価値(人的資本)とその評価のあり方
・社会価値(人的資本)の測定における先進事例
について、わかりやすくご講演いただきます。
今後、人的資本の開示に向けて実務的な準備を進めている経営者、コーポレートIR部門責任者、人事責任者、 サスティナブル経営推進責任者の皆様には必聴の内容となります。部門を超えてお声掛けのうえご参加ください。
■スピーカー
東京都立大学 経済経営学部
教授 浅野 敬志 氏
[略歴]
横浜市立大学商学部卒業 慶應義塾大学大学院商学研究科博士課程修了 博士(商学)
愛知淑徳大学ビジネス学部助教授、首都大学東京大学院准教授・ 教授を経て、2020年4月より現職
日本銀行金融研究所客員研究員、 カリフォルニア大学バークレー校客員研究員を歴任。現在、 日本経済会計学会常任理事、日本経済会計学会『経営分析研究』 副編集長などを兼任
研究テーマは「会計情報と資本市場」。会計情報(財務・ 非財務情報)の有用性(企業価値との関連性) やその開示選択を資本市場の視点から定量的に研究
主な著書は『会計情報と資本市場:変容の分析と影響』( 中央経済社、2018年)(日本会計研究学会「太田黒澤賞」、 日本公認会計士協会「第47回学術賞」を受賞)など多数
最新刊に『ESGカオスを超えて』(中央経済社)
■参加対象企業/対象者(注)
①HRT法人会員で「ESG投資」と「人的資本の開示」に強い意欲を示す企業経営者、人事部門、経営企画部門、IR部門、SDGs推進部門の方々
②HRTの法人会員は未加入だが、本件テーマに強い関心がある方 ※注1
※注1)HRT未加入の方は、”お試し参加”という形で1回のみESG投資と人的資本の開示研究会にご参加いただけます
※注2)HR他各種コンサルティング、HR関連サービス提供するベンダー企業は参加不可 お申し込みをご遠慮ください
(本会活動に対する協賛プログラムに協賛いただいた企業様のみ研究会活動に参加、及び参加企業向けに情報発信が可能です)▼HRTへの入会を希望される方は以下のフォームよりお申し込みください
https://hr-technology.or.jp/signup/
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