
人的資本経営と開示で勝つための決定打!国際標準ISO 30414 “保証”取得の意義とは 〜最新の事例調査からの示唆〜
本セミナーでは、ISO30414“保証”取得の意義とその価値に焦点を当て、企業経営者、IR部門、人事部門の方々に以下の内容を提供する。
- ISO30414“保証”の概要、意義と重要性:ISO30414“保証”が人的資本経営に与える影響と、保証取得の意義について詳しく解説。
- 人的資本経営の戦略的な実践:ISO30414の枠組みを活用して、人的資本経営を効果的に実践するための手法/ノウハウやベストプラクティスを共有。
- 人的資本開示と競争力向上:ISO30414に基づく人的資本開示によって得られる競合に対する競争上のメリットを解説。
<こんな人におすすめ>
- 人的資本経営を推進する経営者、IR部門、人事部門リーダー
- 人的資本開示を今後推進していく実務責任者
- 人的資本開示の準備に向けた他部門の巻込み方に課題を抱える企業経営者、人事部門、IR部門の方
■開催概要
日時 | 2023年10月19日(木)16時00分〜17時00分 |
開催方法 | オンライン(Zoom) |
参加費 | 無料 |
テーマ | 人的資本経営と開示で勝つための決定打!国際標準ISO 30414 “保証”取得の意義とは-最新の事例調査からの示唆- |
■当日のアジェンダ (講演者)
2)ISO 30414”保証”取得の意義とメリット (BSIグループジャパン株式会社 吉田太地氏) 人的資本開示の国際標準ISO 30414とは、自社の人的資本経営品質レベルと成果を外部に公表するためのガイドラインとして日本をはじめ世界中で導入が増えている。本講演では、世界最古の国際認証団体であるBSIジャパンから、ISO 30414を国際的な検証フレームワークに則り検証した開示内容の保証を取得する意義と、組織の競争力や持続可能性にどのように貢献するか、について経営視点から見たメリットを解説する。
3)ISO 30414とISSBが進める人的資本開示ルール国際統一の関係性と最新動向 -日本企業の活用メリットとは? (一般社団法人HRテクノロジーコンソーシアム代表理事 香川憲昭 氏) ISO 30414に準拠した人的資本経営の実践に取り組む日本企業が増えている。HRTでは最新の調査研究から人的資本に特化したレポートを開示することでどのようなメリットが生まれているか、について、トヨタ通商、NECグループのケースを元に解説を加える。また、国際サステナビリティ開示基準審議会(ISSB)が進める人的資本開示ルール国際統一の最新動向をレポートし、今後の未来予測を行う。
■登壇者

吉田 太地 氏
BSIグループジャパン株式会社
サステナビリティビジネス デベロップメントマネージャー
サステナビリティビジネス デベロップメントマネージャー
複数の企業で事業開発、経営企画を担当。IT、小売、通信等様々な業界での事業創造に関与。近年はESGをはじめとする非財務情報開示の事業開発に携わり、2022年にBSI(英国規格協会)グループにジョイン。企業価値向上と人/組織におけるベストプラクティスの実現のため、ISO30414等の国際規格を用いた一連のソリューション開発をリード。

荒井 国治 氏
日本情報通信株式会社
グループ経営本部 人事育成部
グループ経営本部 人事育成部
NI+C入社以来、システムエンジニアとして開発プロジェクトに従事し、数多くシステム構築経験を積む。2021年4月に現在人事部門に異動し、人的資本情報開示の黎明期より、日本企業がどのように人的資本情報を整備し、開示すべきかを独自調査を重ねた。この成果が今回の短期間での認証取得を可能とした。現在も、日々NI+Cの人的資本情報の分析と活用を進めている。

香川 憲昭氏
(一社)HRテクノロジーコンソーシアム 代表理事
京都大学法学部卒業。一般社団法人HRテクノロジーコンソーシアム代表理事。KDDI新規事業開発部門を経て、ドリームインキュベータに参加し、経営コンサルティング及びベンチャー投資業務に従事。2007年にJINS執行役員として経営企画室長、店舗運営責任者、総務人事責任者を歴任し、東証プライム(旧東証一部)昇格に貢献。2014年にGunosyに人事責任者として入社し、東証グロース(旧東証マザーズ)上場を果たす。2017年より株式会社ペイロール取締役に就任し、営業・マーケティング部門統括及びHRテクノロジー分野の新規事業開発を陣頭指揮。 2020年9月より一般社団法人HRテクノロジーコンソーシアム代表理事に就任し、現任。ISO 30414リードコンサルタントとして、国内大手企業の人的資本開示戦略策定、成長企業向け人的資本経営コンサルティングを実施